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政治活動と個人情報保護法——後援会名簿で本当に気をつけること

2026年10月19日|JIBAN編集部|地方議員・候補者向け

後援会名簿は、議員活動の土台であると同時に、数百人・数千人分の個人情報のかたまりです。「政治活動は個人情報保護法の対象外と聞いたことがある」という方は多いのですが、半分だけ正解です。この記事では、法律の正しい整理と、事務所で今日からできる備えをまとめます。

政治活動は「適用除外」。ただし、ノールールではない

個人情報保護法は、政治団体が政治活動(これに付随する活動を含む)のために個人情報を扱う場合、罰則つきの義務規定の適用を除外しています(同法57条)。後援会が支援者名簿を作って活動に使うこと自体は、利用目的の通知や本人同意の手続きを法律上求められてはいません。

ただし、同じ条文は続けて、安全管理のために必要な措置を自ら講じ、その内容を公表するよう努めることも定めています。つまり「規制はゆるやか。でも守る責任は自分にある」というのが正しい理解です。

そして実務上はもっと手前に、法律より厳しい審判がいます。支援者ご本人です。

名簿が漏れたとき、失うものは罰則ではない

支援者名簿は、誰がどの政治家を応援しているかという、思想・信条に関わる情報です。万一これが外に出れば、法律の罰則があるかどうかに関係なく、支援者との信頼は戻りません。地域で長く活動する議員ほど、ダメージは選挙一回分では済まないはずです。

実際に事務所で起きやすいのは、派手な「漏えい事件」ではなく、こういう日常です。

共通するのは、名簿の置き場所とコピーの数を誰も把握できていないことです。

今日からできる3つの備え

1. 名簿の置き場所を1か所にする

ファイルのコピーが増えるほど、管理は不可能になります。原本を1か所に置き、全員がそこを見る形にすれば、「どこに何があるか分からない」は起きません。

2. 人によって見える範囲を変える

事務所の全員が全名簿を見られる必要はありません。特にボランティアには、お願いした訪問先だけが見えれば十分です。

3. 「誰がいつ何をしたか」を残す

記録が残る仕組みは、万一のときに原因をたどれるだけでなく、日頃の抑止力になります。

JIBANは、この3つを最初から組み込んでいます

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※本記事は一般的な情報提供であり、個別の法律相談は弁護士にご確認ください。

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